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七夕の星空を満喫しよう🎋🌌✨

今日は7月7日、七夕です。七夕は一年に一度、織姫と彦星が天の川を渡って会うことを許された日で、星に願い事をする風習があります。

例年は梅雨の大雨が多い時期ですが、今日は織姫と彦星が輝く星空が見られるエリアはあるでしょうか。

七夕は古代中国から伝わった伝説や「乞巧奠(きっこうでん)」という行事に、日本の風習が結びついて誕生したといわれます。形を変えながら、今に受け継がれてきました。

古代中国の伝説では、わし座の一等星アルタイルを牽牛星(けんぎゅうせい)、こと座の一等星ベガを織女星(しょくじょせい)といいます。彼らは結婚後、仕事を怠けるようになり、怒った天帝に引き離されますが、年に一度、7月7日だけ会うことを許されたといわれます。

日本では、牽牛星は彦星(ひこぼし)、織女星織姫星(おりひめぼし)と呼ばれてきました。

ベガとアルタイルは夏の星空を彩る「夏の大三角」を形づくる星です。二つの星の間には天の川が流れています。ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)は日が沈む頃には東の空に現れ、深夜には南の空高くに昇ります。

今年の七夕は星空が見られる?

今夜は太平洋高気圧が北への張り出しを強めているため、梅雨前線が日本海北日本に北上しています。西日本〜東日本の太平洋側では晴れるところが多く、星空が見られるチャンスです。短冊に願い事を書いたら、ぜひ空を見上げてみてください。

夏の沖縄や九州の東シナ海側では、湿った空気の影響で雲が発生する可能性があります。

一方、梅雨前線に近い北陸〜北日本は厳しい見込みです。ただ、低気圧と前線の隙間に入る東北北部ではわずかながらチャンスがあるかもしれません。

伝統的な七夕は梅雨明け後の時期だった

毎年七夕の時期は、曇りや雨のすっきりしない天気が多いのが特徴です。

実は古来の七夕は旧暦の7月7日、つまり明治以降の太陽暦でいう8月頃の行事でした。この時期には梅雨も明けているため、星空が綺麗に見られる天気の所が多くなります。

旧暦は月の満ち欠けにあわせて日付が決まるため、毎月7日頃には「上弦」に近い細めの半月が南西の空に輝きます。下半分が光る月が、天の川を渡るための舟のように見えるともいわれます。

国立天文台などでは、旧暦の7月7日にあたる日を「伝統的七夕」と呼んでいます。今年は8月10日(土)が「伝統的七夕」です。

例年、本州付近は梅雨の時期で、天の川を見られるチャンスが少ない時期です。ただ、今日は梅雨の中休みの所が多く、天の川を見られるチャンスです。

九州から関東は今夜もおおむね晴れるでしょう。オレンジの「よく見える」エリアや黄色の「見える」エリアが広がっています。

一方で、北陸や東北は雨や雷雨の所が多く、星空観察にはあいにくの天気です。ただ、福井県福島県などでは見られる地域があるでしょう。梅雨のない北海道ですが、今夜は雲に覆われ、雨雲や雷雲がかかりそうです。梅雨明けしている沖縄は大体晴れて、天の川を見られる所が多いでしょう。

天の川は、東の空に見える夏の大三角形の間を流れています。観察場所は山や海辺など、できるだけ灯りがない所が良いでしょう。晴れる所では、ぜひ星空を眺めてみてください。

関東以西では夜も30℃前後と蒸し暑い所が多くなります。こまめな水分補給を心がけるなど、夜でも油断せずに熱中症対策をなさってください。