雑記ブログ、ときどきAmazon

なんでも雑記ブログです。レンタルサロン・美容院経営17年目/Amazonインフルエンサープログラム(Amazonアソシエイト)楽天roomに参加中

秋にかけてラニーニャ現象が発生する可能性が高い!ラニーニャ現象を簡単解説

気象庁は7月10日に「エルニーニョ監視速報」を発表

現在、エルニーニョ現象ラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続いていますが、秋にかけてラニーニャ現象が発生する可能性が60%と高くなっています。ラニーニャ現象が発生すると猛暑になることが多いため、注意が必要です。

🌊 ラニーニャ現象とは? 🌊

ラニーニャ現象は、太平洋の赤道近くで起こる自然現象です。普段、太平洋の西側(インドネシア付近)は暖かい海水が多く、東側(南米付近)は冷たい海水が多いです。ラニーニャ現象が起こると、この冷たい海水がさらに冷たくなります。

🌬️ どうして起こるの? 🌬️

ラニーニャ現象が起こるとき、東風(貿易風)が強くなります。この風が暖かい海水を西側に押しやるので、東側の海水がさらに冷たくなります。

🌡️ どんな影響があるの? 🌡️

ラニーニャ現象が起こると、世界中の天気に影響を与えます。例えば、日本では夏にとても暑くなることが多いです。また、雨が多く降る地域や、逆に乾燥する地域も出てきます。

天気予報を見て準備することが大切です!

6月のエルニーニョ監視海域の海面水温は基準値から-0.2℃で、5月の0.0℃から下がり、基準値に近い値でした。太平洋赤道域の海面水温は西部で平年より高く、東部で平年より低くなっています。太平洋赤道域の日付変更線付近の対流活動は平年よりやや不活発で、中部太平洋赤道域の大気下層の東風(貿易風)は平年並みです。

今後、太平洋赤道域の中部から東部にかけて海洋表層の冷水が見られ、貿易風が強まるとともに、冷水がさらに強まる見通しです。これにより、秋にかけてエルニーニョ監視海域の海面水温が基準値に近い値か低い値で推移すると予測されています。

ラニーニャ現象が発生すると、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より低くなり、その状態が1年程度続きます。ラニーニャ現象は海で起こる現象ですが、大気にも影響を及ぼし、世界各地で気圧配置などが変わります。日本では、梅雨は西日本で、夏は沖縄・奄美で雨量が多く、太平洋高気圧が北へ張り出しやすく猛暑になる傾向があります。

エルニーニョが解消しても海面水温は高温傾向が続いており、ラニーニャ現象が発生しても大きな変化はない見込みです。日本でも9月にかけての平均気温は全国的に平年を上回る予想となっており、厳しい暑さが予想されますので、熱中症への警戒が必要です。