若者のディズニー離れ:その原因に価格以外に少子高齢化もあるのでは?
1. ディズニーの価格が高すぎる!
ディズニーリゾートのチケットがどんどん高くなって、1デーパスポートは1万円を超えることも。さらに、人気アトラクションの「ディズニー・プレミアムアクセス」や園内の食事・グッズも高額で、低所得の若者や貧困家庭の子どもたちには厳しい現実です。
2. 少子高齢化の影響
日本全体で少子高齢化が進んでいて、若者や子どもの人口が減少中。特に、ディズニー来園率が下がっている18~39歳と4~11歳の世代は、急速に人口が減っています。例えば、2020年から2023年にかけて、20~39歳の人口は77万4000人減少し、0~9歳も73万人減少しました。これは、新潟市や熊本市の人口に匹敵します。
3. 地方の現状と若者の減少
地方では、駅前や商店街で若者や子どもを見かけることが少なくなってきています。人が集まる場所でも中高年が目立つようになり、少子高齢化の影響が顕著です。この現象がディズニーにも及んでおり、若者の来園率低下に繋がっています。
4. 他の業界への影響
少子高齢化の影響はディズニーだけでなく、他の業界にも広がっています。例えば、教育業界では学生数の減少が問題となっており、小売業界でも若者の購買力低下が影響しています。また、自動車業界では若者の車離れが進んでおり、販売台数の減少が見られます。
5. ディズニーでの出費
ディズニーでのお土産や食事の料金も高額です。例えば、人気のキャラクターグッズは1,000円から5,000円以上することがあり、食事も1,000円から2,000円程度かかります。これらの出費が重なると、若者や家族連れには大きな負担となります。
ディズニーリゾートは、富裕層向けのテーマパーク路線を進める一方で、少子高齢化という大きな課題にも直面しています。今後、ディズニーがどのようにして若者や子どもたちを再び引きつけるかが注目されます。価格戦略の見直しや、新しいアトラクションの導入など、様々な対策が求められています。
若者のディズニー離れは、経済的要因だけでなく、少子高齢化による人口減少も大きな要因となっています。ディズニーリゾートがこの課題にどう対応していくか、今後の動向に注目です。
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