お笑いコンビ「令和ロマン」の髙比良くるまが、5月22日放送のTBS系「ラヴィット!」で地上波復帰を調整中と報じられました。2月にオンラインカジノ問題で活動自粛後、初のテレビ出演となる可能性があり、相方・松井ケムリとのコンビ出演も実現しそうです。復帰を後押しする番組の背景や世間の反応、今後の活動展望とは――。
髙比良くるま
地上波復帰へ
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お笑いコンビ「令和ロマン」の髙比良くるまが、ついに地上波へ帰ってくる。
今年2月の活動自粛以降、初となるテレビ出演が、22日放送のTBS系「ラヴィット!」で調整されていることが明らかとなった。コンビとしての出演だが、視聴者にとっては“本人の姿”を再び見る特別な朝となるだろう。
✅ 見出し | 要点(1文) |
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▶ 髙比良くるまが復帰へ | 2月に活動自粛した髙比良くるまが地上波復帰を調整中 |
▶ 復帰番組は「ラヴィット!」 | TBSの朝番組「ラヴィット!」での出演が検討されている |
▶ 相方とのコンビ活動は継続 | 相方・松井ケムリは吉本所属のままコンビ活動を続行中 |
▶ 注目の出演は5月22日放送 | 木曜レギュラー枠での出演が濃厚とされている |
髙比良くるまはなぜ復帰が注目された?
どんな経緯で活動自粛に至ったのか?
今年2月、髙比良くるま氏はオンラインカジノへの関与が報じられ、警視庁から任意で事情聴取を受けたことを認めた。その事実が明るみに出ると同時に、彼は芸能活動の自粛を発表し、テレビやイベントなどすべての出演予定を取り下げた。
こうした決断は、事務所やコンビへの影響を最小限に抑える意図があったと見られている。SNSやメディアでも“反省の色が見える”と一部で同情の声も上がっていたが、表舞台からの姿は完全に消えたままだった。
4月に活動再開したのに地上波に出られなかったのは?
自粛から約2か月後の4月28日、髙比良氏は吉本興業との契約を終了し、同時に「活動再開」を宣言した。しかし、地上波のテレビ番組にはなかなか登場できず、復帰の場はYouTubeやSNSに限定されていた。
これは、過去の騒動に対するテレビ業界の“安全第一”な判断が影響した可能性が高い。
吉本との契約終了によって「個人」としての責任を明確にし、事務所への批判を回避した形となったが、それでもテレビ局がすぐに復帰の場を提供することは難しかったようだ。
YouTubeや舞台には既に登場
4月以降、令和ロマンはYouTube番組やトークイベントなどには徐々に出演。とくにお笑いコンビ「ニューヨーク」のYouTube生配信では、くるま氏が再登場し、相方のケムリと並んで“ラヴィット出演の可否”を問われる場面もあった。
相方・松井ケムリはどう対応してきた?
活動自粛中も、令和ロマンとしての火を絶やさなかったのが松井ケムリ氏だった。
髙比良が出演を見合わせている間も、彼は「ラヴィット!」木曜枠に単独で出演し、コンビの存在感を保ち続けた。ときに“ソロ出演”をいじられながらも、それに応える形で番組を支えた姿が印象的だった。
また、YouTubeやインタビューなどで「活動は続けていくつもり」と語っており、髙比良の復帰後も2人での再始動を見越した発言を繰り返していた。この“つなぎ役”としての立ち位置が、コンビ継続を可能にした一因でもある。
🔸 再登場のリアルな空気感と反響
5月18日、ニューヨークのYouTubeチャンネルに生出演した令和ロマンの2人。吉本興業東京本社からの生配信という“公的な場”での復帰登場に、多くの視聴者が驚きと期待を抱いた。
視聴中のチャット欄では、「くるま、おかえり!」「待ってたよ」「やっぱ2人じゃないとね」といった肯定的なコメントが目立ち、否定的な意見はごく一部にとどまった。笑顔を交えたやり取りに、コンビの温度が戻ってきたことを多くが感じ取った。
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生配信は約1時間にわたって行われた
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ケムリが「ラヴィット」について問われる場面あり
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コメント欄ではお祝いの言葉が多数寄せられた
📊契約終了前後の令和ロマンの活動状況
時期 | 出演状況・制限内容 |
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契約終了前(2月〜4月) | テレビ出演ゼロ、SNS・イベントも休止状態 |
契約終了後(4月末〜) | YouTube出演・ライブ活動再開/地上波出演は調整中 |
地上波復帰調整後(5月21日時点) | 「ラヴィット!」木曜枠での復帰が濃厚と報道 |
地上波復帰の「ラヴィット!」出演はどんな意味を持つ?
なぜ「ラヴィット!」が復帰番組として選ばれた?
TBS系「ラヴィット!」は、近年“芸人フレンドリー”な番組として知られ、とくに若手や実力派の再評価の場になってきた。「令和ロマン」も2023年から木曜レギュラーとして登場し、視聴者にとっては“定着感”がある存在だった。
復帰の場としてラヴィット!が選ばれた背景には、番組の“優しさ”と“現場の理解”がある。単なる情報番組ではなく、トークや掛け合いを中心とした構成が、コンビとしてのバランスを見せやすい場でもあるからだ。
また、番組内での再登場には明確な「空白期間」があり、視聴者にとっても“戻ってきた感”が強調される。これは復帰演出としても大きな利点となる。
隔週レギュラー復帰の可能性は?
現在報道されているのは、5月22日の出演「調整中」という段階。TBS側は「編成・制作過程については回答を差し控える」としており、公式発表はなされていない。
ただし、ケムリ単独出演が続いていたことや、YouTubeでの“再会演出”がすでに行われたことを踏まえると、「木曜枠」での隔週レギュラー復帰が既定路線という見方も強い。
コンビでの現場復帰が実現すれば、過去のようなやり取りや掛け合いが戻ってくるだけでなく、番組側の柔軟な編成対応の姿勢も改めて評価されるだろう。
🔸 番組側のリスク管理と“共演空間”の再構築
芸能人の復帰タイミングは、常にテレビ局の“リスク管理”と隣り合わせだ。
特に「生放送」や「トーク中心」の番組では、進行への影響やスポンサーの反応が考慮される。
「ラヴィット!」は、事前に収録も取り入れており、復帰者にとって“空間の再調整”がしやすいのが強み。過去には千鳥の大悟、三四郎の小宮なども一時的な出演停止後、同番組内で自然に復帰しており、その“復帰の柔らかさ”が特徴となっている。
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番組は柔軟な構成変更に定評あり
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トーク進行で共演者が自然にフォローできる
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スポンサー配慮が生放送以上に可能
✅ 見出し | 要点(1文) |
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▶ ラヴィット復帰の意味 | 若手芸人に優しい“再登場の場”として選ばれた背景 |
▶ 木曜枠の定着性 | ケムリ単独出演から2人揃う構成への回帰 |
▶ 番組側の配慮 | 共演者や構成による“安全な場”づくりが特徴 |
▶ 今後の注目点 | 5月22日の出演が再レギュラーの試金石となる |
🔁復帰までの時系列ステップ
① オンラインカジノ問題が報道される(2025年2月)
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② 警視庁の任意聴取を受け、活動自粛を発表
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③ 4月末に吉本との契約終了と活動再開を同時発表
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④ YouTubeで相方と共演、復帰の布石を打つ
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⑤ 「ラヴィット!」での地上波復帰が調整される(5月22日予定)
髙比良くるまの今後の活動はどうなる?
世間の受け止め方に変化はある?
SNSでは、「待ってました」「勇気ある復帰」といった肯定的な声が増える一方、「けじめはついたのか?」と問う批判的な意見も残っている。
こうした反応の“分かれ”は、過去の騒動が公人の信頼に直結していたことを示している。
しかし、本人があくまで公に説明責任を果たし、所属と活動スタンスを切り替えたことで、“再出発”に一定の理解を示す空気も生まれてきている。
今後どこまで活動の場を広げていけるのか?
地上波復帰が成功すれば、今後は舞台、配信、イベントなどの活動に再び広がる可能性がある。
ただし“CM”や“ドラマ”といった「スポンサーが直接関与するジャンル」では、慎重な対応が必要となるだろう。
本人の反省・復帰の流れを丁寧に作ることが、今後の芸能界での立ち位置を左右する。
🧠 「信頼の破片を、もう一度拾い上げるということ」
ある時、すべてを笑いに変える力が“無力”になる瞬間がある。
それは、芸人という存在が「信じてもらう存在」であることを忘れたときだ。
髙比良くるまの復帰には、まだ残る違和感と、少しの期待が同居している。
人はどこまで他者を許せるのか――それは本人の言葉よりも、その後の姿勢にかかっている。
「やり直し」は、いつも静かな場所から始まる。
テレビのスタジオに戻ってきたその時、笑いと向き合う“姿勢”が、ようやく見えるのかもしれない。
✅ 見出し | 要点(1文) |
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▶ 髙比良の復帰が意味するもの | 信頼の再構築をかけた復帰と受け止められている |
▶ 「ラヴィット!」の場の役割 | 若手や再起の芸人にとっての登竜門的な番組 |
▶ 世間の反応は二分化 | 擁護と批判が交錯し、今後の態度が鍵になる |
▶ 活動の広がりは段階的に | 地上波以外への展開には慎重さが必要 |
❓FAQ(疑問に応える5問)
Q1. 髙比良くるまの騒動は何だったのですか?
A. オンラインカジノへの関与が報じられ、2月に警視庁から事情聴取を受けていました。
Q2. 吉本興業との関係はどうなったのですか?
A. 4月28日付で吉本との契約を終了し、現在は個人で活動しています。
Q3. 相方の松井ケムリはなぜ活動を続けられたのですか?
A. 騒動には関与しておらず、「ラヴィット!」には単独で継続出演していました。
Q4. 「ラヴィット!」出演は本決まりですか?
A. 現時点では“出演調整中”と報じられており、TBSからの公式発表はありません。
Q5. 今後、テレビ以外の活動にも出てくるのでしょうか?
A. 舞台・配信・ライブ出演の可能性はありますが、CMやドラマは慎重な判断が必要です。