雑記ブログ、ときどきAmazon

Amazonアソシエイト,楽天room,広告PRがあります。

新名神逆走事故!飲酒同乗で助手席も逮捕へ

新名神高速で発生した逆走事故。外国人運転手の飲酒運転により多重衝突が発生し、助手席に同乗していた男性も「飲酒を知っていた」として異例の逮捕に。ドライブレコーダー映像などから見えてきた同乗者責任の新たな法的論点を追う。

 

 

 

新名神逆走事故
助手席も逮捕へ

 

広告の下に記事の続きがあります。ペコリ

 

新名神逆走事故は飲酒運転か?ペルー国籍の同乗者を逮捕

見出し 要点
事故発生 2025年5月18日、新名神高速下り線(亀山市)で逆走事故発生
被害状況 4台が絡み、女性4人が軽傷を負った
逮捕① 運転していたロッシ容疑者を危険運転傷害で逮捕
逮捕② 助手席のスエノ容疑者を飲酒運転同乗の疑いで逮捕

 

なぜ新名神逆走事故は注目されたのか?

 

いつ・どこで逆走事故は発生したのか?

2025年5月18日午前11時ごろ、三重県亀山市新名神高速道路下り線で、1台の乗用車が逆走し、対向してきたトラックや車両など計4台が絡む事故が発生した。
この事故で女性4人が軽傷を負い、高速道路上の重大事故として報道された。

 

現場に駆けつけた警察は、事故を起こした乗用車を運転していたペルー国籍のロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス容疑者(34)をその場で身柄確保。危険運転傷害の疑いで現行犯逮捕された。

 

事故車両は、出発地とされる名古屋市内から走行を開始しており、東海地方の都市部から高速道路へ進入したあと逆走に至ったとみられている。

 

事故の原因は飲酒運転だったのか?

警察は、事故後にロッシ容疑者の呼気を調べ、アルコールが検出されたことから、飲酒運転の可能性が高いと判断した。
その後の捜査では、名古屋・栄の駐車場で出発前からすでに飲酒していた疑いがあり、さらに助手席には同じくペルー国籍の男性が同乗していたことも判明。

 

防犯カメラや目撃情報の解析を経て、助手席にいたのはスエノ・レルズンディ・ホルヘ・アントニオ容疑者(34)であると特定された。
警察は6月5日、スエノ容疑者を「飲酒運転と知りながら車に同乗した」道路交通法違反の疑いで逮捕した。

 

ドライバーと助手席の人物の関係性は?

両名は同郷の友人とされ、当日は飲酒後に一緒に移動していた。スエノ容疑者は取調べに対し「酔った車に乗っていない」「乗せてほしいとも言っていない」と容疑を否認している。

 

しかし、現場付近のドライブレコーダー映像や、駐車場出発時の映像からは2人が同乗していたことが明確であり、警察は「未必の故意による同乗」を重く見て逮捕に踏み切った。

 

なぜ今回の逮捕が波紋を呼んでいるのか?

助手席にいた者が「飲酒を知っていたかどうか」で罪に問われた今回のケースは、飲酒運転対策の中でも厳格な運用例に分類される。
とくに「同乗していたことで罪に問われる」構造は、過去にも類似事件で議論が分かれてきた。

 

今回の事件では、車両が高速道路を逆走し、死傷者が出ていてもおかしくなかった重大事案であり、同乗者への責任追及も「当然」とする声がある一方、「曖昧な状況証拠だけで立件するのは拡大解釈」との慎重論も浮上している。

 

運転者が飲酒を否認していない中、同乗者の責任をどう扱うかが、今後の刑事裁判や再発防止策に影響する可能性がある。

 


逆走事故の同乗者責任:国内3事例比較

事例 同乗者の処遇
2022年・大阪府 運転手の飲酒を黙認して乗車 → 同乗者も書類送検
2023年・静岡県 「知らなかった」と供述 → 不起訴処分
2025年・今回の三重県 明確に映像証拠あり → 同乗者を逮捕

 

飲酒運転の同乗行為はどこまで罪になるのか?

今回の事件で注目されるのは「助手席に乗っただけでも罪になるのか?」という点だ。
道路交通法では「運転者が酒気帯び運転することを知りながら同乗する行為」は処罰対象と明記されており、今回のように映像・証言などから“知っていた可能性”が認められる場合、実際に同乗者が起訴されることもある。

 

一方で、供述内容が不一致だったり、事前に酒を飲んでいたかどうかが曖昧な場合には、「立件が難しい」として不起訴となる例もあるため、今回のように強制逮捕まで至るケースは珍しい。

 

同乗者責任の判断要素

  • 運転者の明確な飲酒状態(吐息・言動など)

  • 同乗前に飲酒をしていたかの情報共有

  • 三者の目撃証言や録画映像

  • 出発地から現場までの行動ルート

なぜ助手席のスエノ容疑者は立件されたのか?

 

飲酒の事実を「知っていた」と判断された根拠は?

スエノ容疑者が“飲酒運転に同乗した”とされる最大の理由は、「事前に酒を飲んでいた様子がドライブレコーダーなどに記録されていたこと」だ。

 

さらに、名古屋市の駐車場で2人が缶ビールを手にしていた映像が残っており、明らかにその直後に車に乗り込む様子が映っていた。
この一連の流れから、警察はスエノ容疑者も「酒気帯び運転であることを認識していた」と判断した。

 

供述では一貫して容疑を否認しているが、「客観的証拠で飲酒を知っていたと推認できる」として、逮捕に踏み切ったという。

 

裁判では何が争点になるのか?

裁判では、スエノ容疑者がどの段階で飲酒を認識していたのか、そして「危険運転の可能性をどう判断していたか」が焦点になる。
また、実際の走行距離や事故時の行動も検証対象とされ、「一緒に酒を飲んでいただけ」で処罰されるべきかどうかが争われる見込み。

 

このケースは、法的な「未必の故意」の認定基準にも関わるため、同乗者責任の枠をどこまで広げるか、今後の司法判断が注目される。

 


スエノ容疑者逮捕までの流れ

  1. 名古屋市内の駐車場で飲酒

  2. 運転者ロッシ容疑者が車を運転

  3. スエノ容疑者が助手席に同乗

  4. 新名神高速を逆走 → 4台が衝突

  5. ロッシ容疑者が現行犯逮捕

  6. 映像解析と証言により飲酒同乗の事実が判明

  7. 6月5日:スエノ容疑者を逮捕(飲酒運転同乗の疑い)

 

見出し 要点
飲酒の証拠 駐車場での映像に2人の飲酒が映っていた
同乗の経緯 映像と証言から助手席にいた事実が確認された
逮捕理由 酒気帯び運転を「知っていて」同乗した疑い
今後の争点 「知っていたこと」が法的にどう立証されるか

 

読者にとって注目すべきなのは、「助手席に座っていただけでも罪になるのか?」という感覚的な違和感だ。
普段の生活で“友人の車に乗る”ことが違法になる可能性があるのかどうか、本件は法的境界線を明確にする一例となるだろう。

 

「運転していない=無関係」とは言い切れない状況が、今後の判例や道徳意識に与える影響も無視できない。

 


なぜ今回の事件が「新しい法的論点」なのか?

 

同乗者という沈黙の共犯者

 

ぼくたちは、自分がハンドルを握っていないとき、何かを「選ばなくてもいい」と錯覚する。
助手席に座る。それは風景を見て、音楽を聴き、ただ運ばれるための場所だ。だが、その沈黙のうちに何が起きているのか。

 

酒の匂いに気づいたとき。言葉にならない違和感を覚えたとき。
「まあ大丈夫だろう」と目をつぶったその一瞬こそが、共犯の入り口かもしれない。

 

この事件は、“責任”が「運転者だけのものではない」と突きつけている。
沈黙は、しばしば最大の加担となる。ぼくたちが選ばなかったふりをしているとき、何かが壊れていく。

 


【FAQ|よくある質問】

Q1. 飲酒運転の助手席にいたら、必ず逮捕されるの?
A. いいえ。運転者の飲酒を知っていた明確な証拠がある場合に限ります。

Q2. 「知らなかった」と言えば無罪になる?
A. 映像や証言などで「知っていた可能性」が示されれば有罪の可能性もあります。

Q3. 今回の事件は珍しいケースですか?
A. 高速道路での逆走事故+同乗者の立件は非常に珍しく、注目されています。

Q4. 今後の裁判でどうなる見込み?
A. 飲酒認識の有無が争点で、供述と証拠の整合性が判断基準になります。

 

見出し 要点
逆走事故の概要 新名神で外国籍運転手が逆走事故を起こし、4人が軽傷
飲酒の有無 飲酒運転と認定され、同乗者にも疑いがかかった
逮捕の経緯 映像・証言により助手席の男性も飲酒同乗容疑で逮捕
今後の焦点 「知っていたかどうか」が裁判の最大の争点となる