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石垣市議が給食写真投稿 具なし豚汁写真に波紋 現場からは批判

石垣市の小学校給食を撮影した市議のSNS投稿が物議を醸しています。具材や牛乳が未配膳だった配膳途中の写真が拡散され、関係者から強い反発が上がりました。高良宗矩市議は「誤りではない」と主張しつつ投稿を削除。投稿の背景と議会の対応が焦点となっています。

 

 

 

具なし豚汁写真に波紋
石垣市議の給食写真投稿

 

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具材のない豚汁写真投稿が物議 石垣市議が謝罪・削除も、説明に波紋

沖縄県石垣市で、市議によるSNS投稿が波紋を広げています。投稿されたのは、具材の乏しい給食の写真。配膳途中の場面を撮影したものとされていますが、画像は瞬く間に拡散し、1500万回を超える閲覧を記録しました。関係者からは「給食の現場を愚弄している」との声も上がり、市議本人の説明や市議会での対応が注目を集めています。

見出し 要点
投稿の内容 市議が給食の配膳途中写真をSNSに投稿しました
写真の反応 SNSで1500万回超閲覧され、批判が殺到しました
現場の説明 写真は配膳途中で、具材や牛乳は後から提供されました
市議の立場 投稿の意図を「市民への周知」と述べ、誤りではないと主張しています

なぜ給食写真投稿が問題になったのか?

いつ・どこで起きたのか?

2025年6月13日、沖縄県石垣市内の小学校において、自民石垣所属の高良宗矩(むねのり)市議が給食の写真を撮影し、自身のSNSに投稿しました。写真はきのこ入り豚汁とされる汁物に具材が見当たらず、牛乳も配膳されていない状態でした。

approach.yahoo.co.jp

SNSでどう拡散されたのか?

投稿された写真は「具がない豚汁」として注目され、SNS上では1500万回を超える閲覧数を記録しました。一部では「これが小学生の給食なのか」といった懸念の声が広がり、配膳現場や給食関係者への誤解を招いたとの指摘が相次ぎました。

「実際の献立」と「投稿画像の違いは?」

項目 実際の給食内容(13日) 市議の投稿画像
汁物 きのこ入り豚汁(具材あり) 具材が見られない透明な汁のみ
主食 ごはん 確認されている
副菜 いわしおかか 写真には映っていない
飲料(牛乳) 牛乳あり(後配膳) 投稿時点では配膳されていなかった

高良市議によれば、当日は自身の一般質問に向けた給食現場の事前視察として、正午過ぎに小学校を訪問。教頭の許可を得て給食を撮影したとされています。

その後、給食センターより「具材や牛乳は、市議が撮影後に配膳された」との説明が市側に寄せられました。

  • 投稿は給食準備中の写真であった

  • 他の学級では具材が少ないとの報告もあったとの主張あり

  • 市議は「誤りではない」との姿勢を維持

写真は誤解を招いたのか?配膳の事実と説明のズレ

給食センターの説明内容とは?

石垣市給食センターは、問題の写真が「配膳途中の段階であり、牛乳や具材はその後に提供された」と明言しています。実際、他の児童には具材入りの豚汁や牛乳が配膳されていたとの報告もありました。

この説明を受けた高良市議は、投稿内容を14日に削除し「お詫び」と題した投稿を追加しましたが、「不正確という認識はない」として内容自体の誤りは否定しています。

他の学級との整合性・市議の主張

高良市議は記者団の取材に対し、「当該の教室だけでなく、他の教室でも同様に具材が少ない配膳があった」と主張しています。これに対し、教育委員会側は「配膳のタイミングにより写真の内容が偏っていた可能性がある」と補足し、献立通りの給食が提供されていたとの立場を取っています。

ブロック 要点
前半の整理 写真は配膳前のもので、給食関係者への誤解が生じました
後半の展開 市議は「誤りではない」と主張しつつ、投稿は削除されました

【投稿から謝罪までの流れ】

市議が現地視察 → 教頭の許可を得て写真撮影 → SNSに投稿(配膳途中の画像)

SNS上で急拡散・批判多数(1500万回超閲覧)

給食センターが「配膳後に牛乳・具材が提供された」と説明

市議が投稿削除とお詫びを実施

市議会野党が「説明責任」決議案を提案(→後に取り下げ)

なぜ議会と市民の間で温度差が生じたのか?

市議会内での動きとその背景

6月16日の市議会では、野党会派が「高良議員に対する説明責任を求める決議案」を提案しました。しかし高良氏が17日の一般質問で自身の見解を述べるとしたため、決議案は一旦取り下げられました。

説明の場は確保される見込みであるものの、教育現場への誤解や給食関係者への精神的影響についての議論は残ったままとなっています。

制度の透明性と公開のあり方

市議の行動は「議会への関心喚起」という目的であったとされますが、手段が適切だったかは議論が残ります。制度の一部を切り取った情報が、かえって制度全体への不信感を生んでしまう構図がここにあります。

市民に伝えるとは何か?

制度は整っていた。けれど、それだけだった。

配膳のタイミング、現地の説明、写真の意味。情報が一部だったのではなく、“一部だけ”だったという印象が否めない。正確性は数字や献立に残るかもしれないが、信頼は構図に宿るのかもしれない。

「誤りではない」という言葉が、まっすぐな説明よりも深い分断を生む。けれど、それは予測されていなかった。

❓FAQ|よくある質問

Q:投稿写真は事実と異なっていたのですか?
A:具材や牛乳が配膳される前の写真であり、献立自体は予定通り提供されていたとされます。

Q:給食関係者への影響はありましたか?
A:市側の説明では、現場関係者の中には誤解を受けて涙を流す人もいたとのことです。

Q:市議会で処分や決議はあったのですか?
A:16日に説明責任を求める決議案が出されましたが、一般質問による説明を優先して取り下げられました。

見出し 要点
問題提起 石垣市議が給食配膳途中の写真をSNSに投稿し、物議を醸しました
実態とのズレ 牛乳や具材は投稿後に配膳されていたとの説明がありました
議会の対応 市議は投稿を削除・謝罪し、議会では決議が一旦取り下げられました
視点と課題 情報の一部のみの提示が制度や関係者の信頼に影響を及ぼしました