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則本昂大、海外FA権を行使へ 楽天一筋13年の集大成と新たな挑戦

楽天則本昂大が2025年、海外FA権を行使する意思を示した。
2013年の新人王、2017年の奪三振記録、2024年の最多セーブを経て迎える決断。13年の歩みを年号と数字で振り返る。

則本昂大、海外FA権を行使へ

 

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楽天一筋十三年、右腕・則本昂大が大きな決断を下した。
2025年10月6日、海外フリーエージェント(FA)権を行使する意思を固めたことが報じられた。
通算120勝99敗48セーブ、防御率3.12。先発から抑えへと役割を変えながら、積み上げた数字が節目の決断を支える。
すでに米国の大手代理人事務所ワッサーマンと契約を結び、日米の全球団を視野に入れて交渉を進める方針とされた。
球団のエースとして歩み続けた13年間を経て、次に目指すのは未知の舞台での挑戦である。

年次でたどる則本昂大の軌跡

主な出来事 内容
2013 プロ1年目で新人王 15勝を挙げ、楽天のリーグ優勝と日本一に貢献。
2017 8試合連続2桁奪三振 NPB史上初の記録を達成し、奪三振王を獲得。
2019 球団と7年契約を締結 長期契約を結び、主力としてチームを支えた。
2024 抑えで最多セーブ獲得 32セーブ、防御率3.05でタイトルを獲得。
2025 海外FA権を行使 新たな舞台での挑戦を見据え、交渉へ進む。

2025年、海外FA権行使という節目の決断

楽天則本昂大投手(34)が、保持している海外FA権を行使する意思を固めた。
2019年から結んでいた7年契約が今季で満了を迎え、通算373試合登板、120勝99敗48セーブの実績を残した。
チームの象徴として積み重ねてきた年月が、ここで一区切りを迎える。

則本は滋賀・八幡商高、三重中京大を経て2013年ドラフト2位で楽天に入団。
1年目から先発ローテーションに定着し、15勝を挙げて新人王に輝いた。
その年、楽天は球団史上初のリーグ優勝と日本一を成し遂げ、右腕はその中心にいた。

2014年以降はエースとしてチームを支え、2017年には8試合連続で2桁奪三振を記録。
これはプロ野球新記録であり、当時の米大リーグ記録にも並ぶ快挙だった。
豪快なストレートと縦に落ちるスライダーで打者を圧倒し、14年から5年連続で最多奪三振のタイトルを獲得している。

2019年に結んだ7年契約を経て、役割は徐々に変化した。
2024年シーズンには抑えへ転向し、56試合登板で3勝4敗、16セーブ、10ホールド、防御率3.05を記録。
その中で32セーブを挙げ、リーグ最多セーブのタイトルを獲得した。
新たな役割でも結果を残したことが、次の挑戦への決意を強めたとみられる。

日本シリーズ終了後にFAの正式手続きを行い、宣言が公示されれば翌日から全球団と交渉が可能になる。
NPBの規約では、日本シリーズ終了翌日から7日以内に表明することが定められており、
海外FAの場合はメジャーリーグを含めて交渉の道が開かれる。

楽天での13年間、則本は常に数字でチームを支えてきた。
先発として勝ち星を積み重ね、抑えとして勝利を守り抜く。
その両面で結果を出した投手は数少なく、節目ごとに記録を更新してきた。
今回のFA行使は、国内の殻を破り、キャリアの延長線を海外に描く決断である。

2013→2024、結果で証明してきた一貫した歩み

則本の野球人生を振り返ると、どの節目にも明確な数字が残る。
2013年に新人王を獲得したのち、2017年にはNPB史上初となる連続2桁奪三振の記録。
その後もエースとして投げ抜き、チームの勝利数を支え続けた。
抑えに転向した2024年は32セーブを挙げて最多セーブのタイトルを手にし、
13年のキャリアで積み上げた成果が、再び新しい評価を呼び起こした。

先発から救援へと役割を変えても、数字の存在感は揺るがない。
それは「どの場面でも結果を残せる投手」であることの証であり、
今回のFA行使の背景には、これまで積み上げた事実の重みがある。
守護神としてもエースとしてもチームに貢献した右腕の挑戦は、
日本球界での実績を礎に、新たな舞台での自分を確かめる過程となる。

数字で見る則本昂大の進化

登板役割 主な成績・成果 特徴
2013 先発 15勝・新人王 1年目からエース格として台頭
2017 先発 8試合連続2桁奪三振奪三振 球威と精度が頂点に達した時期
2024 抑え 32セーブ・最多セーブ投手賞 新たな役割で結果を残した年
通算 - 120勝99敗48セーブ、防御率3.12 先発・救援両面で結果を出した右腕

2013年から2024年まで、変化しながら積み上げた数字の軌跡

則本昂大のキャリアは、常に「結果」とともに語られてきた。
2013年、プロ1年目で15勝を挙げて新人王を受賞し、楽天の初優勝と日本一に大きく貢献。
当時22歳の若手がチームの中心となったその姿は、球団史に残るインパクトを放った。

2017年にはエースとして投げ抜き、8試合連続2桁奪三振という前人未到の記録を樹立した。
この年、奪三振率はリーグトップを維持し、技術面でも成熟を迎える。
2014年から2018年までの5年間で、最多奪三振のタイトルを5度獲得したことは、安定感と持続力の証でもあった。

2019年に結んだ7年契約は、球団の信頼を象徴するものだった。
長期契約のもとで先発の柱として登板を重ねたが、チーム事情の変化とともに役割は変わっていく。
2024年、抑えとしての新たなシーズンに臨むと、56試合登板で32セーブ、防御率3.05を記録し、自身初の最多セーブ投手賞を獲得した。
結果で再び存在感を示した右腕は、チームの勝利を締めくくる立場としても頂点に立った。

こうした経歴は、数字に裏打ちされた進化の連続である。
どの年にも確実な成果が残り、年次ごとに到達点を重ねてきたことがわかる。
そして2025年、海外FA権を行使するという決断は、13年間の積み重ねの先にある自然な流れでもある。

役割を超えて積み上げた信頼と実績

則本の13年間は、ひとつの役割にとどまらない広がりを見せている。
先発としての勝ち星、抑えとしてのセーブ数、それぞれが異なる価値を持ちながら一人の投手の評価を形づくった。
特に2024年の32セーブは、チームの勝利を守り抜く責任を果たした結果として重い。

若手時代から変わらず、数字で語る姿勢が彼の特徴だ。
「100勝100セーブ」を目標に掲げてきた発言も、積み上げた実績を土台にして初めて現実味を持つ。
通算成績120勝99敗48セーブ、防御率3.12という数字は、名実ともに球界を代表する記録となった。

今後の舞台がどこであっても、この13年間の積み上げは揺るがない。
その歩みは、勝ち方を知る投手がどう進化してきたかを示す証でもある。

経験と記録が導く新たな挑戦

FA権の行使は、単なる移籍ではなく、13年間の努力が結実した権利の選択でもある。
プロとしての実績を重ね、一定の在籍期間を経て初めて与えられる資格を活用し、次のステージを目指す。
楽天の創成期を支え続けた投手が、新たな舞台に立つことは、野球人生の自然な節目といえる。
それは「区切り」ではなく「継続」であり、これまでの経験を海外でも生かす試みでもある。

海外FA権行使の流れ(NPB規約に基づく手続き)

  1. 日本シリーズ終了翌日から7日以内に、球団にFA権行使の意思を届け出る。

  2. NPBが「FA宣言選手」として公示する。

  3. 公示翌日から、国内外すべての球団と交渉が可能となる。

  4. 契約合意が成立すれば、新球団との契約締結へと進む。

  5. 翌シーズンの開幕時に、新たな所属先が登録される。

 

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【FAQ】よくある質問と答え

Q1. FA権の正式な手続きはどのように行われるのか?
A. 日本シリーズ終了翌日から7日以内に表明し、NPBが公示を行う。公示の翌日から交渉が可能となる。

Q2. 則本投手がこれまでに達成した主な記録は?
A. 2013年に新人王、2017年に8試合連続2桁奪三振、2024年に最多セーブ投手賞を獲得している。

Q3. 通算成績は?
A. 373試合登板で120勝99敗48セーブ、防御率3.12(2024年終了時点)。

Q4. 抑え転向後の特徴は?
A. 2024年に抑えとして32セーブを挙げ、1年でタイトルを獲得した。短期決戦でも安定した投球を見せた。

Q5. 今後の目標は?
A. 「100勝100セーブ」を目指しており、そのための挑戦を続ける姿勢を示している。

 

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年号で見る則本昂大の歩みと到達点

区分 内容 年号・成績
デビュー 新人王を獲得し日本一に貢献 2013年・15勝
成長期 奪三振王として存在感を高める 2017年・8試合連続2桁奪三振
信頼の証 球団と長期契約を締結 2019年・7年契約
役割転換 抑えで最多セーブ投手賞 2024年・32セーブ/防御率3.05
決断 海外FA権を行使 2025年・球団在籍13年の節目

結果が物語る13年、則本昂大という投手の本質

則本昂大の野球人生を振り返ると、数字の裏に一貫した信念が見える。
それは「どんな状況でも結果で語る」という姿勢だ。
2013年の新人王、2017年の連続奪三振記録、そして2024年の最多セーブ
いずれも明確な成果として年号に刻まれ、努力と技術の積み重ねが形になっている。

楽天創設期からチームを支え続けた右腕は、常に中心にいた。
先発として勝利を引き寄せ、抑えとして試合を締める。
その両方を経験した投手は多くなく、役割を超えて存在感を保ってきた。

海外FA権の行使という決断も、その延長線上にある。
数字で築いた信頼が、次の舞台への扉を開いた。
13年間の歩みは終着ではなく、新しいスタートラインに立つための証。
日本球界で残した記録が、これからどのような形で広がっていくのか。
その答えを見届けることこそ、多くのファンにとっての新たな楽しみになるだろう。

 

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