映画「国宝」:渡辺謙、寺島しのぶ、吉沢亮、横浜流星、高畑充希の豪華共演
2025年公開予定の映画「国宝」は、豪華キャストと壮大な物語で注目を集めています。特に、渡辺謙さん、寺島しのぶさん、吉沢亮さん、横浜流星さん、高畑充希さんの共演が大きな話題となっています。
吉沢亮主演「国宝」豪華キャスト12人発表✨
— モデルプレス (@modelpress) 2024年10月7日
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<追加キャスト>
渡辺謙/高畑充希/寺島しのぶ/田中泯
森七菜/見上愛/永瀬正敏/宮澤エマ
黒川想矢/越山敬達/三浦貴大/嶋田久作#国宝 pic.twitter.com/1QA2c4Xszd
映画「国宝」の魅力
この映画は、歌舞伎の世界を舞台にした壮大なドラマであり、キャストの演技力と物語の深さが見どころです。渡辺謙さんと寺島しのぶさんの共演が、どのような化学反応を生むのか、公開が待ち遠しいですね。
原作小説「国宝」の魅力
吉田修一さんの小説「国宝」は、2017年から2018年にかけて朝日新聞で連載され、大反響を呼びました。この作品は、吉田さんが3年間にわたり歌舞伎の黒衣をまとい、楽屋に入った経験を基に執筆されたもので、歌舞伎の内側から見た視点がリアルに描かれています。
「国宝」は、任侠の一家に生まれた喜久雄と、歌舞伎の名門に生まれた俊介という、異なる背景を持つ二人の若者が、芸の道に青春を捧げる姿を描いた大河小説です。物語は、波乱万丈の展開と深い人間ドラマが特徴で、読者を引き込む力があります。
また、吉田修一さんの筆力は圧倒的で、最初から最後まで一気に読ませる魅力があります。歌舞伎についての知識がなくても楽しめるように描かれており、登場人物たちの生き様が感動を呼びます。
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渡辺謙の役どころ
渡辺謙さんは、上方歌舞伎の名門の当主であり、主人公・喜久雄(吉沢亮)を引き取り育てる花井半二郎役を演じます。半二郎は、任侠の家に生まれた喜久雄の女方としての才能を見出し、実の息子・俊介(横浜流星)と共に育てる重要な役どころです。渡辺さんはこの役について、「あまりにも壮絶で壮大な物語に『映像化は無理だ』と感じた」と語りつつも、李相日監督への信頼から出演を決意したとコメントしています。
寺島しのぶの役どころ
寺島しのぶさんは、半二郎の妻で俊介の母、大垣幸子役を演じます。幸子は初めは喜久雄を引き取ることに反対しますが、次第に彼の才能に気付き、息子・俊介への愛情ゆえに苦悩する複雑なキャラクターです。寺島さんは、「今まで生きてきた私の環境や、蓄えてきたものを少しでも活かせていれば良いなぁと思っています」と語り、役に対する深い思いを表しています。
吉沢亮と横浜流星の共演
吉沢亮さんが演じるのは、任侠の一門に生まれながらも歌舞伎役者として育てられた主人公・喜久雄です。吉沢さんは、歌舞伎の世界に飛び込み、芸に人生を捧げる喜久雄の50年にわたる一代記を熱演します。横浜流星さんは、歌舞伎の名門に生まれた俊介役を演じ、喜久雄のライバルであり親友として、互いに切磋琢磨しながら成長していく姿を描きます。
高畑充希の役どころ
高畑充希さんは、喜久雄の幼馴染で恋人の春江役を演じます。春江は、喜久雄を追って長崎から上阪し、人気役者になっていく喜久雄と俊介をそばで見守る女性です。高畑さんは、「元々美しいお2人なのに、これ以上美しくなるの?!」と驚きを表現しつつ、吉沢さんと横浜さんの演技に対する期待を語っています。
原作者・吉田修一の経歴
吉田修一さんは、1968年に長崎県で生まれ、法政大学経営学部を卒業しました。1997年に「最後の息子」で文學界新人賞を受賞しデビュー。その後、「パレード」で山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で芥川賞を受賞し、純文学と大衆小説の両方で評価されました。代表作には「悪人」「横道世之介」「怒り」などがあり、いずれも映画化されています。2019年には「国宝」で芸術選奨文部科学大臣賞と中央公論文芸賞を受賞しました。
監督・李相日の経歴
李相日監督は、1974年に新潟県で生まれ、在日朝鮮人三世として育ちました。日本映画学校(現・日本映画大学)を卒業し、卒業制作の「青~chong~」がぴあフィルムフェスティバルでグランプリを含む4部門を受賞。その後、「BORDER LINE」で新藤兼人賞金賞を受賞し、商業映画デビューを果たしました。代表作には「フラガール」「悪人」「怒り」などがあり、いずれも高い評価を受けています。
キャストの裏話やエピソード
撮影中のエピソードやキャスト同士の関係性についての裏話も興味深いです。例えば、渡辺謙さんが吉沢亮さんや横浜流星さんにアドバイスをしたエピソードや、高畑充希さんが吉沢さんと横浜さんの演技に驚いた話などがあります。渡辺さんは、若手俳優たちに対して「自分の役に真摯に向き合うことが大切」とアドバイスし、現場の雰囲気を和ませる存在だったそうです。
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