「ピングー」新作決定
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人気アニメ「ピングー」が新たなストップモーション・アニメシリーズとして帰ってきます！米大手玩具メーカーのマテルと、「ウォレスとグルミット」や「ひつじのショーン」で知られる英アードマン・アニメーションズが共同制作することが発表されました。このニュースは、フランス・カンヌで開催中のテレビ業界の見本市MIPCOMで明らかにされました。
ピングーの歴史
「ピングー」はスイス発祥のクレイアニメで、南極に住むコウテイペンギンのピングーとその家族を描いています。オットマー・グットマンとエリカ・ブリュガーマンによる原作は、1990年代に英BBCを皮切りに世界各国で放送され、第6シリーズまで続きました。日本でも大人気となり、続編としてポリゴン・ピクチュアズ及びNHKが3DCGアニメーション「ピングー in ザ・シティ」（2017-2019）を制作しました。
アードマン・アニメーションズの歴史
アードマン・アニメーションズは、1972年にピーター・ロードとデヴィッド・スプロクストンによって設立されました。彼らは、BBCの子供向け番組「Vision On」のためにアニメーションシーケンスを提供することからスタートしました。アードマンの名前は、彼らが作成した「Aardman」というキャラクターに由来しています。
アードマンは、クレイアニメーション技術を駆使して「Morph」というシンプルなキャラクターを生み出し、その後「ウォレスとグルミット」や「ひつじのショーン」などの名作を制作しました。特に「ウォレスとグルミット」の短編映画「The Wrong Trousers」は、1993年にオスカーを受賞し、世界中で高い評価を受けました。
2000年には、アードマン初の長編映画「チキンラン」が公開され、大ヒットを記録しました。この映画は、ストップモーションアニメーションとしては最高の興行収入を誇り、アードマンの名をさらに広めることとなりました。
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新作の詳細
今回の新作は、マテルとアードマン・アニメーションズの共同制作ということで、期待が高まります。マテル社のCFOであるジョシュ・シルヴァーマンは、「マテルとアードマン以上に完璧な組み合わせは求められないでしょう」と絶賛しています。シルヴァーマンは、「ピングーは有機的に、多大な愛着を注目を集め続けています。そして、とてつもない量のつながりを」と語り、今回のプロジェクトに大きな期待を寄せています。
マテルとアードマンのコラボレーション
マテル社は、2011年に「ピングー」の権利元ヒット・エンターテインメントを買収しており、今回の新作はそのレガシーを活かしたものとなります。アードマン・アニメーションズは、ストップモーション・アニメーションに長けており、「ウォレスとグルミット」や「ひつじのショーン」などの名作を手がけています。このタッグで、ピングーが新たな進化を遂げることが期待されます。
まとめ
「ピングー」の新作が決定し、マテルとアードマン・アニメーションズの共同制作による新たなストップモーション・アニメシリーズが発表されました。ピングーの新たな冒険がどのように展開されるのか、今から楽しみですね。ピングーのファンにとって、待ち望んでいたニュースとなることでしょう。
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