滋賀県の「非公認」ゆるキャラとして知られるYouTuber・びわ湖くん(登録者数約65.6万人)が、2025年9月8日に公開した動画で、ヒカキンさん監修の味噌ラーメン店「みそきん」を訪れ、その味を辛辣に酷評しました。動画内では「まじでこのラーメンきつい」「全部が微妙」と述べ、強烈なニンニクの風味に不満を漏らしました。
びわ湖くん、『みそきん』実店舗を辛辣レビュー 動画公開のポイント一覧
びわ湖くんが「みそきん」を訪問し辛辣レビューを公開
びわ湖くんは琵琶湖を模した滋賀県の「公式に非公認」キャラクターで、自身のYouTubeチャンネルでは登録者数65.6万人を抱えています。9月8日に公開した動画のタイトルは「みそきん食べたら不味かった」。その名の通り、ヒカキンさんがプロデュースしたラーメンブランド「みそきん」の実店舗を訪れ、正直な評価を伝えました。
同ブランドは、2023年5月に発売されたカップ麺「みそきん 濃厚味噌ラーメン」が累計2000万食を突破するヒット商品となり、2025年8月7日には東京駅のラーメンストリートに実店舗をオープンしました。実はびわ湖くんは以前、カップ麺版の「みそきん」をレビューし「そんなに美味しくなかった」と評価していた経緯がありました。
さらに動画内では、オープン前に他の人気YouTuberが続々と招待されていたにもかかわらず、自身には声がかからなかったことに不満を示し、「一番『みそきん』で動画撮ってた俺がなんで呼ばれへんねん!なんでや!」と憤慨。他のYouTuberが絶賛する状況について「胡散臭い」と切り捨て、「お呼ばれしてないからクソ正直にレビューしたいと思います」と語り、徹底した辛口姿勢で臨むことを強調しました。
比較ラーメンは20点評価 特製みそきん実食でさらに辛口評価
びわ湖くんはまず、「みそきん」と比較するために別の味噌ラーメン店を訪れました。そこで提供されたラーメンを口にすると、「ニンニクが効きすぎて微妙」と評価し、採点は20点と厳しい判定を下しました。「このラーメン食べたら絶対デートできひん」と冗談交じりに語り、強烈なにんにく風味への苦手意識を示しました。
その後、いよいよ「みそきん」の実店舗に入店。注文したのは「特製みそきん」(1550円)でした。丼が運ばれてきた瞬間には「美味しそう」と第一印象を述べましたが、スープを一口味わった直後に表情を曇らせ、「なんやこれ。さっきのラーメンよりまずいがな!」と断言。先ほどの味噌ラーメンよりもさらににんにくが強く、「これやったらカップラーメンの『みそきん』のほうがうまい」と述べました。
「ニンニクが好きな人は美味しいんかもしれんけど、普段ニンニクを避けてる俺からしたらマジでこのラーメンきつい」と率直に語り、動画はさらに辛口の展開へと進んでいきました。
ニンニクの強さに「デート無理」と酷評
びわ湖くんは実食を続ける中で、スープのにんにくの強さを繰り返し問題視しました。「このラーメン食べたら絶対デートできひんわ。口臭やばすぎるもん」と語り、強烈な風味が日常生活に支障をきたすとまで述べました。
さらに、「ニンニク抜きのやつも作ってくれたらうまいかもしれん。チャーシューも味玉も美味しいんやと思うねんけど、味がこのニンニクのスープやから全部が微妙に感じる」と、具材の良さがスープにかき消されていると指摘しました。
総括として「俺はこれ無理やなぁ。女性とか苦手な人多いんちゃうかな。これ食えへんな」と強い言葉で切り捨てた一方で、最後には「俺的にはまずかったけど、気になる人はぜひ行ってみてください」と呼びかけ、視聴者に判断を委ねました。
2000万食突破の背景と他YouTuberとの評価の対比
「みそきん」は2023年に発売されたカップ麺版が大ヒットし、累計販売数は2000万食を突破しました。その勢いを受け、2025年8月7日には東京駅ラーメンストリートに実店舗がオープンし、多くのメディアやファンから注目を集めました。
開店前には複数の人気YouTuberや著名人が試食会に招かれ、SNS上では好意的な感想が相次ぎました。しかし、びわ湖くんは「呼ばれていない」ことへの不満を隠さず、「一番『みそきん』で動画を撮ってた俺がなんで呼ばれへんねん!」と動画内で憤りを見せています。
実際、他のYouTuberが一様に絶賛する中で、びわ湖くんだけが「正直なレビュー」として酷評を展開したことで、視聴者からは「辛口すぎるが参考になる」「呼ばれていないからこそ本音なのかもしれない」といった反応が寄せられました。
この対比は、商品プロモーションにおけるインフルエンサーの役割と、個人の嗜好や信頼性が交錯する場面を浮き彫りにしています。
びわ湖くんの「みそきん」酷評は、単なる一人の感想にとどまらず、インフルエンサーが持つ影響力の大きさを示しています。登録者数65万人超のチャンネルで発信された辛辣な意見は、ファン層や視聴者の購買意欲に少なからず影響を及ぼします。
特に注目されるのは、「招待されなかった」という背景です。事前の試食会で招かれた人気YouTuberが一斉に好意的なレビューを投稿する中、びわ湖くんだけが独自の立場から否定的な意見を強調しました。この構図は、プロモーションと本音レビューの境界線を浮き彫りにし、消費者がどちらを信じるかという議論につながります。
また、味の特徴である「強いにんにく」は、嗜好の分かれ目でもあります。にんにく好きにとっては魅力となり得ますが、苦手な層にとっては大きな障壁となる。こうした「好みの分岐」が、レビューの極端な評価差に表れていると考えられます。
びわ湖くん酷評が映す“みそきん”の評価二極化とインフルエンサーの影響力
びわ湖くんの「みそきん」酷評は、ヒカキンブランドの人気と消費者評価のギャップを映し出しました。カップ麺版で2000万食を突破する大ヒットを記録し、実店舗まで展開した「みそきん」は、商品として確かな市場力を示しています。しかし、今回のレビューが示すように、万人に好まれる味ではないことも事実です。
特に強烈なにんにく風味は、ファン層の二極化を招いています。にんにく好きには「パンチが効いた味」として歓迎される一方で、苦手な層には「食べづらい」「日常使いには不向き」と受け止められる。この振れ幅が、レビューやSNS上での評価を大きく割る要因となっています。
また、インフルエンサーの発言力にも注目すべきです。招待されなかった経緯を背景に「正直レビュー」を打ち出したびわ湖くんの姿勢は、プロモーション主体のポジティブな発信と対照的でした。視聴者にとっては、むしろこの「ネガティブな意見」の方が信頼性を持って受け止められるケースもあり、インフルエンサー時代の情報発信の在り方を考えさせます。
「みそきん」の実店舗展開は、ヒット商品の次なる挑戦として注目を浴び続けていますが、今回の辛口レビューは、その成功に影を落とすのではなく、むしろ「賛否を巻き起こす話題性」こそがブランドを強くする可能性を示したとも言えるでしょう。
❓FAQ よくある質問
Q1. 「みそきん」の実店舗はどこにありますか?
A1. 東京駅の「東京ラーメンストリート」に2025年8月7日にオープンしました。
Q2. メニューの価格はいくらですか?
A2. 代表的な一杯「特製みそきん」は1550円(税込)と報じられています。
Q3. カップ麺版との違いは?
A3. 実店舗版はより濃厚で、特ににんにくの風味が強いとレビューで指摘されています。
Q4. びわ湖くんはなぜ辛口レビューをしたのですか?
A4. 以前からカップ麺版を「そんなに美味しくなかった」と評しており、さらに実店舗オープン時に招待されなかった不満も背景にありました。
Q5. 他のレビューはどうですか?
A5. 多くのYouTuberや来店者は「パンチの効いた味」と高評価している一方で、びわ湖くんのように「ニンニクが強すぎる」と否定的な意見もあり、賛否が分かれています。
総合要約表
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 動画公開日 | 2025年9月8日、びわ湖くん公式YouTubeで公開 | J-CAST、livedoor、NPN |
| 主体 | 滋賀県の「非公認」ゆるキャラ・YouTuberびわ湖くん(登録者数65.6万人) | J-CAST、NPN |
| レビュー内容 | 「まずい」「まじでこのラーメンきつい」「全部が微妙」など辛口評価 | J-CAST、NPN、livedoor |
| 注文メニュー | 特製みそきん(1550円) | NPN、各種レビュー記事 |
| 評価ポイント | ニンニクが強すぎて好みに合わず、具材の良さもかき消されると指摘 | J-CAST、NPN |
| 背景 | カップ麺版「みそきん」は2023年発売、累計2000万食突破。2025年8月7日に東京駅ラーメンストリートに実店舗オープン | 東洋経済、PRTimes、macaroni |
| 他の反応 | 招待されたYouTuberは好意的レビューが多い一方で、びわ湖くんは「正直レビュー」として酷評 | J-CAST、NPN、RocketNews |
