雑記ブログ、ときどきAmazon

Amazonアソシエイト,楽天room,広告PRがあります。

日本代表、南アに7-61で完敗 ウェンブリーで痛感した世界との差と矢崎由高の一矢【リポビタンDツアー2025】

2025年11月1日、ウェンブリーで行われた日本代表対南アフリカ戦は7-61。前半0-26からの完敗も、FB矢崎由高が唯一のトライを挙げた。10年の対戦史と課題、次戦アイルランド戦への焦点を整理。

広告の下に記事の続きがあります。ペコリ

日本代表、南アフリカに7-61で敗戦 ウェンブリーで9トライを許す

2025年11月1日(日本時間2日)、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われたリポビタンDツアーのテストマッチで、ラグビー日本代表は世界ランキング1位の南アフリカに7-61で敗れた。前半を0-26で折り返し、後半に早大のFB矢崎由高がトライを挙げて一矢を報いたものの、試合全体で9トライを許す完敗となった。10年前の「ブライトンの奇跡」の再現はならず、通算成績は1勝3敗となった。


試合概要と結果

項目 内容
試合名 リポビタンDツアー2025 テストマッチ 日本代表 vs 南アフリカ
日時 2025年11月1日(日本時間2日)
会場 ウェンブリー・スタジアム(ロンドン)
結果 日本7-61南アフリカ
前半/後半 0-26/7-35
日本の得点 矢崎由高(トライ)+コンバージョン1
放送 NHK総合WOWOWJ SPORTS
次戦 2025年11月8日 アイルランド戦(ダブリン・アビバ・スタジアム)

前半0-26 モールと空中戦で主導権を失う

前半、日本は開始4分でモールから先制トライを許し、13分には高いボールの競り合いから再び失点。反則とハンドリングミスが重なり、自陣でのプレーが続いた。18分には南アの個人技突破で3トライ目を奪われ、36分にはモール起点の認定トライで4トライ目。前半を通じてセットプレーと空中戦の両面で後手に回り、0-26とリードを許して折り返した。
南アの強力なモールとラインアウトの精度に対し、日本は陣地回復の場面を作れず、守備時間の長さが失点の連鎖を招いた。


後半の反撃と残された課題

後半7分、南アに追加トライを奪われた後、12分に日本がようやく反撃。FB矢崎由高がタップキックを選択し、相手ディフェンスの裏へ抜け出してトライを決めた。スコアは5-33。
しかし、その後も南アのテンポある展開に押され続け、ミスや反則から再び失点。最終的に7-61と大差がついた。
試合後、選手たちは空中戦やラインアウトの不安定さを課題として挙げ、攻守の精度を高める必要性を口にした。南アの体格とスピードを相手に、日本が持ち味の連携を十分に発揮できなかったことが、得点差に表れた。


対南ア10年の記録で見る変遷

会場 スコア 大会 結果
2015年9月19日 英・ブライトン 日本34-32南アフリカ ワールドカップイングランド大会 勝利
2019年9月6日 埼玉・熊谷 日本7-41南アフリカ テストマッチ 敗戦
2019年10月20日 東京・味の素スタジアム 日本3-26南アフリカ ワールドカップ・日本大会(準々決勝) 敗戦
2025年11月1日 英・ロンドン(ウェンブリー) 日本7-61南アフリカ リポビタンDツアー2025 敗戦

10年間で4度の対戦を重ねた両国。2015年の「34-32」はラグビー史に残る日本の快挙として知られるが、2019年以降は南アの組織力と強度に差を感じる結果が続いている。今回の7-61というスコアは、世界王者との差を示す現実的な数字となった。それでも、矢崎がウェンブリーで記録したトライは、次世代への希望をつなぐ象徴的な得点といえる。

日本はこの秋、オーストラリア、南アフリカアイルランドと続く強豪3連戦に臨んでいる。初戦のオーストラリア戦は15-19と惜敗、今回の南アフリカ戦は大差での黒星となった。
欧州遠征第2戦となるアイルランド戦は11月8日、ダブリンのアビバ・スタジアムで行われる。世界ランキング上位との連戦で見つかった課題をどれだけ修正できるかが、日本代表の今後を左右する。

後半の展開と唯一のトライ 矢崎由高が見せた反撃の一瞬

後半、日本は序盤から再び南アフリカの圧力を受け、7分に追加トライを許した。モールから展開された連続攻撃に対応できず、防御ラインを押し下げられる展開が続いた。
それでも12分、FB矢崎由高が素早い判断でタップキックを選択。自陣から一気に抜け出し、自らインゴールへ持ち込みトライを奪った。試合を通じて唯一の得点であり、チームの集中力を支えた場面となった。
だが、その後はパスミスやキック回収からの失点が重なり、南アフリカに9トライ目を許して試合終了。7-61というスコアは、世界王者との地力の差を明確に示すものとなった。
矢崎は試合後、「この相手とやった感覚を忘れずに、次の大会で勝てるチームに成長したい」と前を向いた。若手選手の経験は、敗戦の中でも貴重な収穫となった。


修正の方向性と強化の焦点

今回の試合で浮かび上がった課題は明確だ。
第一に、ラインアウトの安定南アフリカの長身選手陣に競り負け、ボール供給が途切れた場面が多かった。
第二に、キック後の追撃(チェイス)の精度。高いボールを蹴っても、回収やセカンドボールへの反応が遅れ、相手の攻撃転換を許した。
第三に、反則の多さ。自陣でのペナルティが続き、モールやラインアウトから得点を許す要因となった。

日本が次の段階に進むには、フィジカル強化だけでなく、試合中の判断と連携の速さを整える必要がある。個々の技術を組織的に機能させる時間を、次戦のアイルランド戦までにどこまで積み上げられるかが問われる。


若手とベテランが得た経験の意味

矢崎由高、福井翔大、江良颯といった若い選手がピッチに立ったことは、チームにとって重要な意味を持つ。彼らが南アフリカの世界最高レベルのディフェンスを体感したことは、今後の代表活動における財産になる。
一方、ベテラン勢の中には2015年のブライトン勝利を知る選手もいた。彼らが当時との違いをどう受け止め、若手にどんな姿勢を伝えていくかが、チーム文化の再構築につながる。
経験の共有と課題の整理を同時に行えるかどうかが、日本代表が「次に勝つチーム」へ変化できるかの分岐点となる。


次戦アイルランド戦への流れ

日本代表 秋季欧州ツアー

試合① 10月25日:日本 15-19 オーストラリア(国立競技場)
  ↓
試合② 11月1日:日本 7-61 南アフリカ(ウェンブリー)
  ↓
試合③ 11月8日:日本 vs アイルランド(アビバ・スタジアム/現地12:40=日本21:40)
  ↓
重点修正項目:
ラインアウト再構築
ハイボール処理の強化
③ 反則削減とボール保持時間の延伸

【ど根性野菜パズル🌱】 タップするだけで進化🍅 進化したら…消える!?💥 地味にハマる中毒系パズルです。 PR App Storeで配信中👇


よくある質問(FAQ)

Q1. 日本代表の最終スコアは?
A. 7-61で南アフリカに敗戦した。

Q2. 日本のトライを決めた選手は?
A. FB矢崎由高が後半12分にトライを奪った。

Q3. 試合はどこで行われた?
A. 英国ロンドンのウェンブリー・スタジアム

Q4. 次の試合はいつ?
A. 11月8日、アイルランドのダブリンで行われる。

Q5. どの局面に課題があった?
A. ラインアウト、空中戦、反則の3点が主要な課題として浮かび上がった。

 

kicks-blog.com

 


南ア戦の実像と今後の焦点

要素 概要
試合結果 日本7-61南アフリカ(2025年11月1日・ウェンブリー)
主な展開 前半0-26で後手、後半12分に矢崎が唯一トライを奪取
チーム課題 セットプレーの安定、空中戦対応、反則管理
若手の成長 矢崎・福井・江良が世界王者相手に経験を積む
次戦 11月8日 アイルランド戦(アビバ・スタジアム)
意義 世界1位相手の敗戦から得た現実と可能性の整理

「現実の差」を見つめ、積み上げる時間へ

この試合の結果は、10年前のブライトンで生まれた驚きを再び起こすには、まだ道のりがあることを示した。
南アフリカの強さは、個々の能力だけでなく、プレー精度と判断の速さに裏打ちされている。日本はその“当たり前の積み重ね”に挑まなければならない段階にいる。
7-61という数字は、単なる敗北ではなく、次の一歩を示す明確な指標でもある。矢崎が見せたトライのように、瞬間的な勇気と判断力をチーム全体で共有できれば、結果は変わっていく。
アイルランド戦までの一週間は短い。しかし、この敗戦から得た体感をどう生かすかで、未来の代表の姿勢が決まる。
「成長の途中での痛み」は避けられないが、次の試合で小さな変化を積み上げることこそが、日本代表の進化を示す証となるだろう。

 

kicks-blog.com