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北陸新幹線「つるぎ」異音で金沢直前に停止

2025年7月20日夜、北陸新幹線「つるぎ44号」が金沢駅到着直前に異音を発し、JR西日本は金沢〜敦賀間の上下線で運転を見合わせました。同日午後には別の列車でも異音が確認されており、JRは車両と線路の安全点検を進めています。夜間の発生で復旧作業は慎重に行われており、今後の対応が注目されています。

 

「つるぎ」異音で金沢直前に停止

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北陸新幹線「つるぎ」異音で夜間運転見合わせ 金沢〜敦賀間が一時ストップに

発生日 2025年7月20日(日)
対象列車 北陸新幹線「つるぎ44号」(敦賀→金沢)
異音発生 午後9時ごろ、金沢駅の到着直前に車両下部から異常音
運転状況 金沢〜敦賀間で上下線ともに運転見合わせ
対応内容 JR西日本が車両と線路の点検を実施/復旧時刻は未定

夜間の異音、金沢駅目前で発生

2025年7月20日午後9時ごろ、北陸新幹線の「つるぎ44号」(敦賀発 金沢行き)の車両から異音が確認され、JR西日本は金沢〜敦賀間の上下線で運転を見合わせました。異音は金沢駅の到着直前に発生し、車両の床下付近から通常とは異なる音が聞こえたとされています。

現場では、金属がこすれるような不規則な振動も車内で確認され、運転士からの報告を受けて緊急点検が開始されました。


車両・線路点検、乗客対応に影響も

JR西日本は、異音が発生した「つるぎ44号」を金沢駅構内に停車させた後、車両および該当線路区間の安全点検を実施しています。点検の結果、車両機器の一部に不具合の兆候があった可能性もあるとして、運転再開の時期については「安全が確認され次第」としています。

この影響で、北陸新幹線の一部列車が遅延または運休となり、金沢駅周辺では振替輸送の案内が行われました。


同日昼にも別列車で異音報告

実はこの日の午後3時前にも、同じ北陸新幹線の「つるぎ709号」で異音が確認されていました。この列車も石川県内を走行中に異常音が報告され、金沢駅で安全確認のために一時停車する措置が取られています。

JR西日本は、同日中に2度の異音が発生したことを受けて、対象車両の型式や整備履歴を含めた総点検を進める方針を示しています。


夜間帯の発生と復旧遅延の懸念

午後9時以降という時間帯での発生により、通常よりも保守作業員の体制が限られており、復旧作業の遅れが懸念されています。JR西日本は報道対応として、翌朝にかけての運転への影響を「必要に応じて追加発表する」としており、点検結果と合わせて広報資料の整理を進めているとしています。

時系列整理

時刻・段階 内容
午後3時前 「つるぎ709号」が石川県内で異音 → 金沢駅で点検
午後9時ごろ 「つるぎ44号」が金沢駅到着直前に異音を発生
同日21時以降 金沢~敦賀間の上下線で運転見合わせ
夜間 JR西日本が車両・線路の点検を実施、復旧未定と発表
翌朝以降 点検結果と復旧時刻の発表予定、必要に応じて会見へ

異音検知の課題と安全確保の両立

新幹線車両には異常振動や金属音などを検知する装置が搭載されているが、走行中に予兆のない形で発生する異音は完全に防ぐことが難しいとされている。とくに夜間帯では乗務員とメンテナンス班の連携体制に時間的制限が生じやすく、即時の原因究明と安全確保をどう両立させるかが運行部門の課題となっている。


夜間異音からの運転停止対応

 
異音発生(車両下部)
 ↓
乗務員が振動・異常音を報告
 ↓
駅構内で安全確認のため停止
 ↓
車両・線路を同時点検
 ↓
上下線ともに運転見合わせ
 ↓
夜間点検→復旧時刻未定
 

新幹線の「異音対応」は信頼性の試金石となるか

日本の高速鉄道は長年にわたり安全性の高さで国際的な評価を得てきた。だがその信頼は、緊急時にどのような対応が取られるかによって日々更新されていく。とくに夜間帯に発生した異常に対して、迅速かつ慎重な運転停止を判断したことは一定の評価に値する。一方で、同日中に2度異音が報告されている点からも、保守体制の再点検が求められている。


❓FAQ

Q1. なぜ異音だけで上下線ともに運転を止めるのですか?
A1. JR西日本は、安全確認を優先するため、異音の原因が特定されるまで上下線の両方を止める対応を取っています。

Q2. 他の列車への影響はありましたか?
A2. 金沢~敦賀間で一部列車が運休または遅延し、およそ900人に影響が出たと報道されています。

Q3. 運転再開の目処は立っていますか?
A3. 現時点では未定であり、点検完了後に順次運転を再開する方針です。

Q4. なぜ同日に2度も異音が発生したのですか?
A4. 同型車両の整備履歴や環境条件を含め、JRが総点検を進めている段階です。

Q5. 乗客への補償や案内は行われましたか?
A5. JR西日本は駅構内での案内と振替輸送の実施に加え、必要に応じた払い戻し対応を進めているとしています。


まとめ

発生日 2025年7月20日(日)
発生内容 北陸新幹線「つるぎ44号」が金沢駅手前で異音発生
被害・影響 金沢~敦賀間の上下線で一時運転見合わせ/影響約900人
JRの対応 異音発生地点で停車 → 車両・線路の点検を実施中
補足事象 同日午後にも「つるぎ709号」で異音発生が報告されていた
今後の焦点 点検結果と復旧時刻の公表/夜間保守体制の見直しも課題に