からし蓮根が改名発表
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お笑いコンビ「からし蓮根」のメンバー2人が、そろって芸名を改名したことを2025年7月24日にSNSで発表した。コンビ名はそのままに、伊織は「伊織ラッキー」、杉本青空は「青空（そら）」へと変更。理由や背景についても、それぞれが自らの言葉で説明している。
改名の発覚と関係者の説明
2025年7月24日、お笑いコンビ「からし蓮根」の伊織と杉本青空が、それぞれ芸名を変更したことを自身のX（旧Twitter）アカウントで明かした。
伊織は「伊織ラッキー」に、杉本は苗字を外し「青空（そら）」という一文字の名前に改めている。コンビ名「からし蓮根」に変更はなく、今後もそのまま活動を継続する。
2人が同時に改名を発表したことについては、事前に連携があったかどうかの詳細は触れられていない。ただし、両者の投稿内容には、個々の思考と判断に基づいた明確な動機が記されていた。
発表文に記された対応方針
杉本青空は「杉本と呼ばれたのは3回くらい」と明かし、これまで一貫して「青空」という下の名前で呼ばれてきた経緯を語っていた。その上で、「改名というか整理」と表現し、事実上の簡素化・呼称統一が目的であることを示している。
一方、伊織は「自分は運がいいと感じることが多く、ラッキーという言葉を口に出すことで良いことが起こる気がする」として、新たな芸名に“伊織ラッキー”を選んだと説明した。彼はこの名前に「自分だけでなく、周囲にもラッキーなことが起こってほしい」という思いを込めたと述べている。
両名の投稿はいずれも肯定的なトーンで綴られ、改名をポジティブな転機と位置付けていた。
コンビの経歴と今後への影響
伊織ラッキーと青空として新たに名乗ることになった2人は、かつて熊本県の高校で出会い、卒業後にNSC大阪校へそろって入学した。2013年4月に結成された「からし蓮根」は、2019年に「M-1グランプリ」決勝に進出し、全国区の知名度を獲得した。
改名前からも個性的なキャラクターと熊本弁による漫才で注目されていたが、今回の改名により、「名前自体が話題性を持つ武器になる」との期待が本人たちからもうかがえる。とくに青空（旧・杉本青空）については、SNSやテレビの字幕などで呼びやすい形に整理されたことで、メディア露出の場面でも統一感が出ると見られている。
公表後の反応と整理意図
改名発表後、SNS上では「伊織ラッキーって可愛い」「青空の方が自然」というコメントが寄せられており、視聴者・ファンからの受け入れは概ね好意的なものとなっていた。
青空は自ら「改名というより整理」と表現し、長年使われていた“呼称と表記のズレ”を修正した側面が強い。一方で伊織ラッキーの方は、語感や運の良さへの祈願など、意味を持たせた再設計的な改名である。コンビの2人がそれぞれ異なるアプローチをとっている点も興味深い。
名前選びに込められた時代的傾向
最近では、「シンプルな名前」に改名する芸人が目立つようになってきた。たとえば、東京ホテイソンのショーゴがミドルネームを付けた例や、かが屋の賀屋が“賀屋壮也”にフルネーム表記を統一した事例がある。
伊織ラッキーのように“口に出すことで運が動く”という信念がベースになった改名は、占いや開運文化との親和性もあり、視聴者に覚えてもらいやすい戦略のひとつとして機能する可能性がある。
改名前後のメディア露出
【2024年】
└ テレビ出演：「ネタパレ」「お笑い向上委員会」等
└ SNS活動：各自のX更新頻度は少なめ
【2025年7月】
└ 改名発表（伊織→伊織ラッキー、杉本青空→青空）
├ 本人SNSで同日投稿
├ コンビ名「からし蓮根」は継続
└ スポーツ紙などが同日報道
【今後の見通し】
└ テロップやエントリー名の統一が進むか注目
└ 呼称の定着による検索性やSNS反応の変化も期待
よくある5つの疑問（FAQ）
Q1. 改名は公式に認められているの？
A1. 2025年7月24日時点では本人のSNSで発表されたのみで、吉本興業公式サイトには反映されていない。
Q2. コンビ名まで変わる予定は？
A2. いいえ。「からし蓮根」はそのまま継続すると明言されている。
Q3. 青空は“そら”と読むの？
A3. はい。本人が「青空と書いて“そら”です」と記述している。
Q4. 改名の法的な変更（戸籍名）なの？
A4. いいえ。あくまで芸名であり、戸籍上の変更ではない。
Q5. M-1などの賞レースではどう表記されるの？
A5. 現時点では未公表。エントリー名が改名後に統一されるかは今後の確認が必要。
全体のまとめ
| 観点 | 要点 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年7月24日 |
| 改名前後の表記 | 伊織 → 伊織ラッキー ／ 杉本青空 → 青空（そら） |
| 発表媒体 | 本人のX（旧Twitter） |
| 改名の背景 | 運の強調／呼び名の整理 |
| 今後の課題 | 公式サイト・テレビ番組での表記統一、エントリー名の整備 |
発表の表現と受け止め方
今回の改名は、コンビ2人の独立した動機と共鳴したタイミングが合致した結果と受け止められている。特に「運を引き寄せたい」「呼ばれていた名前に合わせたい」という理由は、SNS時代の芸名において自然な発想だといえる。
タレントや芸人にとって、名前は単なる記号ではなく“検索され、話題になる”機能を持つ看板でもある。その意味で、伊織ラッキーと青空という新たな名乗りには、呼びやすさ・運気・ブランド性といった複数の要素が込められており、今後の活動にどう影響を与えるかが注目される。
